避暑地を求めて!青森30代女子一人旅
京都から青森まで行く交通手段
今年(2018年)の夏は本当に暑い。
私が住んでいる京都も例年以上に暑い気が・・
涼しいところへ行きたくて「避暑地」でネット検索してみる。
上位に富良野・・7月に行った時めちゃくちゃ暑くて汗だくになったけど!
続いて軽井沢・・5月に行った時点で暑いし、日差しの強さで時計焼けしたけど!!
でもそんな中で青森の文字が。
東北って仙台しか行ったことがなくて、他も行ってみたかったしちょうど良い!
本当に涼しいかはさておき3泊4日(2018年8月21日~24日)の青森一人旅に決定です♪
8月前半のねぶた祭の時期は人も多そうなので、今回は8月21日から出発。
まずは京都から青森へ行く方法を検討。
①新幹線
新幹線は京都から青森までの直通はないので乗り換えになります。
まず京都駅から東海道新幹線のぞみに乗って東京駅まで、東京駅から東北新幹線はやぶさに乗り換えて新青森駅まで。
※新幹線の停車駅は青森駅ではなく新青森駅です。新青森駅から青森駅までは電車で約6分で行けます。
乗車時間は合計で約6時間、値段は片道約3万円。これとは別に宿泊代がプラスされます。
②飛行機
京都には空港がないので大阪などの空港まで行く必要があります。
私が愛用している格安航空ピーチは、残念ながら青森便はありません(;゚Д゚)
どちらにしても航空券だけで予約するより、宿泊代込みのプランでさがす方が安いのが見つかるはず。
まずはJALで検索すると、3泊分のホテル代+往復航空券で約5万円~。やっぱりこれくらいはかかるかな~。
お次はANA。同じく3泊分のホテル代+往復航空券で4万2千円のプランを発見。安っ!
というわけで私が選んだ交通手段は飛行機。
それにしてもなぜJALとANAでこんなにも値段の差があるのか・・でも安い方がいいからもちろんANAを選択。(のちのち後悔することになりますが、この時点では知る由もありません・・)
フライト時間は約1時間30分。
青森空港行きが伊丹空港発着だったので京都から伊丹空港まで行く時間を考えても、新幹線よりだいぶ早いです。
もっと交通費を節約したい場合は、夜行バス乗り継ぎという手段も一応あります。でも時間と体力を考えるとこの選択肢はないな。
京都駅から伊丹空港へ
京都駅から伊丹空港へはリムジンバスを利用。やっぱり一番ラクチン。
京都駅のリムジンバス乗り場は烏丸口(京都駅正面)ではなく八条口にあります。
八条口には伊丹空港行きリムジンバス乗り場と、関西国際空港行きリムジンバス乗り場があるので要注意。
伊丹空港行きリムジンバス乗り場の近くに券売機があるので、当日購入の方はこちらで。
片道1310円。往復券などはありません。
Suicaなどの交通系ICカードがあれば、バスに乗る時にタッチするだけなので便利。(降車時のタッチは不要)
バス乗り場(G3)に到着。
関西国際空港行きリムジンバスは行きだけ指定席ですが、伊丹空港行きリムジンバスは行きも帰りも自由席です。
いつもの運転席に向かって右側に着席。
午前中は右側の座席の方が、日差しが眩しくないのでおすすめです。
そして太陽の塔が真横に見れるという特典付き(笑)
前回は失敗に終わったので今回こそ太陽の塔を激写!
う~ん、微妙(;・∀・)
やっぱり準備万端でも走っているバスの中からはうまく撮れんもんやね。
そんなことをしながら走ること約50分。
伊丹空港南ターミナルに到着。
ANA利用の場合は南ターミナルで降りましょう。もし降り忘れて北ターミナルへ行ってしまっても、少し歩けば戻れるのでご安心を。
南ターミナルの入口を入るとすぐにANAのカウンターがあるので、まずはチェックインを済ませます。
メールで届いている二次元バーコードをチェックイン機に読み込ませて、搭乗券がでれば手続き完了。
少し時間があったのでリニューアルされた伊丹空港を散策。
レストランやショップが増えてる!!そしてシャレてる!!
肉が旨いカフェとして有名なニックストックや、インスタ映えする料理が食べられるノースショアも。
行きたいけど今から食べるには少々時間が足りないので断念・・
551蓬莱の肉まん行列を横目にブラブラしたあとは、保安検査場に向かいます。
保安検査場は出発時刻の15分前には行きましょう。
時間帯によっては混む可能性もあるので、時間に余裕をもって行動を。
手荷物検査終了後は搭乗口へ。
今回はANAなのでドリンクサービスがありました♪
「三内丸山遺跡」で縄文時代を体験
空港の出口をでるとすぐにバス乗り場があります。
ちなみにこの写真のバスが停車している乗り場③からは、弘前市内行きバスがでています。
降車時に支払いですが、現金のみでSuicaなどの交通ICカードは使えません。
おつりはでないので小銭がない場合は両替が必要。
バスに乗ってもうすぐ青森駅に到着!という直前で急に雨が。さっきまですごい良い天気やったのに~。
青森駅でちょっと雨宿りしたいところやけど、すでに時間は14時30分。
立ち止まっている時間はない!
本日最初の目的地「三内丸山遺跡」まではバスで向かいます。
青森駅前にバス乗り場を発見。
乗り場は1番から11番まであり、目的地によって乗り場が違うので要注意。
青森市営バスなら約20分・片道310円。(6番のりば)
市内の主要観光地をまわる観光ルートバス「ねぶたん号」なら約35分・片道200円。(7番のりば)
時間がないというわりに、ここはケチって「ねぶたん号」で(;・∀・)
※この写真は三内丸山遺跡バス停で撮影しています。
「ねぶたん号」は1回200円。(現金支払いのみ)
1日乗車券も500円で販売しています。
3回乗れば元はとれますが、今回は3回も乗らないので200円で乗車。
バスに乗ってる間も雨は降ったり止んだりの微妙な天気。むむむ。
だがしかし!まさかの到着時には天気回復!ラッキー♪
土器や石器など貴重な出土品が展示されていたり、竪穴建物跡から復元した竪穴建物などを見ることができます。
縄文時遊館と呼ばれる建物の中を歩いて、案内通りにトンネルを抜けると一気にタイムスリップ。
広大な自然の中に4000年以上前の景色が広がります。
復元された竪穴建物がいくつも!中に入ることもできます。何もないけど。
復元とはいえ、遠い昔に教科書で見たような建物が間近で見れるとテンションあがる。
こちらは大型竪穴建物跡から復元。
長さが32メートルもあります。
内部もかなり広い。
集会所や共同作業所などの説があるそうですが、これだけ広いのでたくさんの人が集まっていたことが分かります。
地面を掘り込んで作る竪穴建物とは違い、地面に穴を掘って柱をたてた高床式の掘立柱建物もあります。
掘立柱建物跡の中でも「三内丸山遺跡」のシンボルにもなっているのがこちら。
地面に掘った柱の穴が直径・深さともに約2メートル。
6つある穴の間隔は約4メートルと、かなり大型の掘立柱建物跡が復元されています。
人力だけでこんなに大きなものが作れる昔の人の知恵って素晴らしい!
広い遺跡を見た後は、縄文時遊館にある「さんまるミュージアム」へ。
ここでは土器や石器の展示のほか、縄文人の生活を見ることができます。
珍しい展示品を間近で見れるし、縄文人の生活はたくさんの人形で様々なシーンが再現されているのでイメージしやすい。
説明も難しい言葉を使っていないので分かりやすくて、思った以上に楽しめました。
そしてなによりこのミュージアムも遺跡見学も無料!この規模で無料!!ありがとうございます!!
正直無料やし縄文時代の遺跡ってなんだか面白そうやし・・くらいの軽い気持ちで行きましたが、良い意味で期待を大きく裏切ってくれました(´▽`)
青森駅からもそこまで遠くないので時間がある方は是非。おすすめです。
青森県立美術館の「あおもり犬」
徒歩約5分で到着です。
美術館を見学したいところですが、帰りのバスの時間がせまっているのでゆっくりはできません。
バスの本数が少なく青森駅行きは夕方で終了。急げ!!
ここにきたのは奈良美智さんの「あおもり犬」を見るため。
なんと「あおもり犬」だけなら無料で見れるのです!
ここが「あおもり犬」を見るための連絡通路入口。
ここって入って大丈夫?!ってちょっぴり心配になりますが、ちゃんと案内があるのでご安心を。
ただし『階段の上り下りをふくめ5、6分かかります』の文字。
なるほど。簡単には行けないわけね。
言われた通り階段を上ったり下りたり・・裏道的なところを突き進みます。
ついにご対面!
高さ8.5メートルと思った以上に大きかったけど、かわいい♪
「あおもり犬」のためだけにきたけど、やっぱり時間があれば美術館も見学したかったな~(;´・ω・)
交通手段が限られてる旅は、時刻表に合わせて行動しないといけないのが辛い。
後ろ髪をひかれつつバス停へ向かいます。
帰りは県立美術館前から市営バスに乗って青森駅まで戻ってきました。(約30分・片道280円)
今日は全くもぐもぐタイムがとれず腹ペコ・・というわけですぐに夜ご飯へ!
青森駅周辺で行きたい店は決まっていたので迷わず向かうと・・まさかの休み!またやられた(;゚Д゚)
しかたがないので第2候補の店へ。青森駅から徒歩約10分。
【営業時間】11:00~21:30
【定休日】不定休
味の札幌大西(お一人様指数★★☆ コスパ指数★☆☆ リピート指数★☆☆)
味噌カレー牛乳ラーメン(バター入り)
¥830
青森のB級グルメらしい味噌カレー牛乳ラーメン(*´з`)
ネーミングが食欲を半減させる気もするけど、人気ナンバー1メニューなので注文。
食べると味噌感も牛乳感もあまり分からず。最後にカレーが主張してくる感じ。
麺よりもやしが多くない?!というくらいもやし、もやし、もやし。
そしてこの写真を見ても分かるように、レンゲにスープの色素が沈着しすぎて汚い。
う~ん、残念無念。
そんな悲しい気分のまま宿泊地へ向かいます。
今回は行きたいところなどを検討した結果、八戸を宿泊地にしました。(同じホテルで3泊)
電車で行くなら2パターン。
①JR
青森駅からJR奥羽本線に乗って新青森駅まで。新青森駅からJR東北新幹線に乗って八戸駅。
乗車時間は合計約30分・片道3650円。
早いけど値段が結構高い。
乗り換えなしで乗車時間は約1時間30分・片道2280円。
時間はかかるけど、1000円以上の差は大きいので青い森鉄道を選択。
券売機を見るとなぜか八戸駅への切符は買えず、窓口へ行くように案内が。
近くにあった窓口へ行くとJRの窓口だったらしく、まぁまぁな感じの悪さで「ここじゃ買えない」。間違った私が悪いんやけど・・いけず(-"-)
まぁ、券売機の真横にある窓口を見落としてる私もどうかと思うけど。
券売機でチェックしていた値段は2280円だったのに、窓口で言われた値段は2060円。
はて??
渡された切符を見ると「青い森ワンデーパス」。
お得なフリーパスがあったみたいです!
何も言わなくてもこの切符にしてくれた窓口のお兄さん。ありがとう!
この切符は自動改札には通せないので、駅員さんがいる改札で切符を見せて通りましょう。
そんなこんなで約1時間30分かけて八戸駅に到着。
長かったような短かったような初日はこれにて終了。