たびプロ

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行きたいところへ行って食べたいものを食べる。自由気ままな女子一人旅。

勇気をだして挑戦!酸ヶ湯温泉名物「ヒバ千人風呂」

避暑地を目指して「奥入瀬渓流」へ

2日目(2018年8月22日)は今回の青森一人旅のメインともいえる「奥入瀬渓流」へ。

避暑地でネット検索した時にでてきたのが奥入瀬渓流

涼しそうやし、自然の中が歩けるのも素敵やん。

ちなみに「奥入瀬」と書いて「おいらせ」。「おくいりせ」ではございません。

奥入瀬渓流への移動はバスを利用。

(今回は宿泊地が八戸のため、八戸駅が発着になっています)

何度も乗り降りする予定だったので、事前に調べておいたフリーきっぷを購入します。

本当は前日にいた青森駅で購入しておく予定が、利用する当日しか購入できないことが判明。

八戸駅にあるNewDaysでも購入可能だと聞いたので、当日の朝に無事ゲット。

レジで「十和田湖行きのフリーきっぷ」と言うとすぐに伝わりました。

NewDaysは利用する前日でも購入できたみたいです。

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青森・八戸・十和田湖フリーきっぷは2日間有効で5000円。

バスで5000円って高い!と思ったけど、結果的に2日間で約9000円もかかっていたのでかなりお得でした♪

でも!このフリーきっぷはなかなかのくせ者。

みずうみ号・おいらせ号と2つのバスが乗り放題ですが、本数がまず少ない。

乗りたいバスに乗り遅れると、結構な時間ロス。

そのため前日に青森駅で時刻表だけもらって、かなり入念な計画を立てました。

これが調べに調べて、一番効率よく移動できるであろう予定表。

出発駅 出発時刻 到着駅 到着時刻
八戸駅西口 8:00 子の口 10:00
子の口 10:33 酸ヶ湯温泉 11:48
酸ヶ湯温泉 12:58 雲井の滝 14:08
石ヶ戸 15:52 八戸駅西口 17:35

朝から夕方までの観光で、半分はバスに乗っているという現実。そして観光地でのバタバタ感。

でも交通機関を使って観光するには、こんな状況はあるあるなので諦めましょう(;´・ω・)

そんな計画立てるの苦手ー!無理ー!というあなたは、私とまったく同じルート・時間で奥入瀬を楽しんでください。

ただし、季節によってバスの時刻は変わります。私と違う季節に行くあなたは頑張って計画を立ててください。

北の景勝地十和田湖

最初に乗るおいらせ号が出発するのは八戸駅西口。

私が行った時は西口が工事中だったので、臨時のバス停になっていました。

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8時発のバスに乗るため、ちょっとだけ早くバス停に行くと少し行列が。

大型観光バスなので多少の行列でも乗れるのでご安心を。

ちなみにこの行列のほとんどが海外の人でした。今は日本中どこにでも海外の人はいるんやなぁ・・としみじみ。

①おいらせ号8時00分『八戸駅西口』発→10時00分『子の口』着

※出発約1時間後に『奥入瀬ろまんパーク』でトイレ休憩10分あり。

奥入瀬渓流を通って子の口まで行くので、バスの中からも自然は楽しめます。

途中にある滝などの観光スポットでは、バスが減速してくれるので一応写真撮影ができます。

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撮影してもこんな結果になるけども・・

ちなみにこの写真は銚子大滝。

非常に分かりにくいけど左側に見えてる白いのが滝。

高さ7メートル・幅20メートルもあり、唯一奥入瀬渓流にかかる滝として人気のスポットです。

子の口の一つ前で下車すると間近で見れます。

私は十和田湖を見るため、十和田湖奥入瀬渓流の中間にある子の口で下車。

運転手さんにフリーきっぷの日付を見せてから降ります。

乗り換えバスがくるまでの30分間で十和田湖を見学!

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う~ん、30分もいらんかった・・天気も微妙・・風がえげつない。

遊覧船に乗る時間はないし、こんなことなら銚子大滝で下車すれば良かったと後悔。一つ前の駅とはいえ微妙に遠いので、歩くには時間がありません(;´Д`)

とりあえず十和田湖を眺めつつ朝ご飯を。

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前日に買っておいたイギリストースト

青森で愛され続けているという噂のイギリストースト!!

青森に来たら絶対食べようと思ってたやつ(*´з`)

食パンにジャリジャリの砂糖とマーガリンがはさんであるだけ。イッツシンプル。

味は想像通り(笑)焼いた方が美味しいと思うな~。もう食べなくてもいいかな~という感想。

約300年前に発見された「酸ヶ湯温泉

②みずうみ号10時33分『子の口』発→11時48分『酸ヶ湯温泉』着

※出発約40分後に『蔦温泉』でトイレ休憩5分あり。

キャンピングカー旅好きの上司から「青森行くなら温泉!」と言われ、猛烈にすすめられた酸ヶ湯温泉

温泉好きやしそりゃ行くでしょ♪と下調べした時点でまさかの事実が判明。

混浴ってーーー!!!

30代とはいえ女子ですし・・まだまだ恥じらいもありますし・・(*ノωノ)

とモゴモゴ悩んだものの、せっかくの青森。せっかくの温泉。行ってやりますとも!!

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約300年前に発見された歴史ある酸ヶ湯温泉は、国民保養温泉地に指定され湯治場として人気です。

上手に入浴することで万病に効果が現れるってスゴイ!

私の常にやさぐれている気持ちにも果たして効果はあるのか、ないのか?!

混浴の大浴場「ヒバ千人風呂」と男女別の小浴場「玉の湯」の2種類温泉があります。

まずは入口の券売機で入浴券を購入。

片方しか入浴しない場合は600円。

両方入浴する場合はタオル付きで1000円。

もちろん開き直った私は両方入浴です!!

ヒバ千人風呂入ってみたいけど、やっぱり混浴は・・という方のために女性用の温泉着が販売されていました。

ワンピースみたいな温泉着を着たまま入浴できるので恥ずかしさ半減。ただし値段は1000円で買い取り。

もう少し安くてレンタルやったら利用したけどな~。持って帰るにも邪魔やし開き直っている私には不必要!

酸ヶ湯温泉で名物「ヒバ千人風呂」を体験

入浴券を受付で渡してタオルを受け取ったら、さっそく総ヒバ造りの「ヒバ千人風呂」へ。

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ちょっとドキドキ~。

ちなみに温泉着を着てもやっぱり混浴に抵抗が・・というあなた。

朝8時~9時と、夜8時~9時は女性専用になるそうなので、この時間を狙って行きましょう。バスを利用して行く場合はたぶん無理ですが・・

お~、入った瞬間から硫黄のにおいがすごい。

女性用の入口からは衝立があるので気にせず入れます。

温泉自体にも一部衝立があり、この場所は女性専用です。

昔は衝立がなかったみたいですが、マナー違反が増えたのか設置されました。

私が行った時もマナーが悪い人がちらほら(-"-)

でもせっかくやから衝立の向こう側にも挑戦!と少し衝立から覗いてみると・・いや!やっぱり無理!!

という訳で私は女性専用の衝立側で入浴。まぁ同じ温泉なので。

偶然一緒になった日本語ペラペラのスペイン人女性と仲良くなったので、おしゃべりしながら温泉を楽しみました♪

「ヒバ千人風呂」には洗い場がないので温泉入浴しかできません。

洗いたい場合は「玉の湯」へ。

「ヒバ千人風呂」と「玉の湯」は少し離れています。

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「玉の湯」は狭いのが残念ですが、こちらも硫黄のにおいがしっかりする温泉に入れます。

やっぱり堂々と入れるのは気持ちが良い♪

酸性が強いお湯のため人によっては肌がピリピリするそうですが、私は全然平気でした。気になるのはにおいだけ。

もっとゆっくりしたいところですが、私の酸ヶ湯温泉での持ち時間は1時間のみ(;´Д`)

バタバタと次の目的地への準備をして、酸ヶ湯温泉をあとにしました・・無念・・