芸術も食事も楽しめる!青森30代女子一人旅
お得に十和田市現代美術館へ行くには
3日目(2018年8月23日)のメインは十和田市現代美術館。
調べてみると「十和田市現代美術館バスパック」なるお得切符を発見!
十和田観光電鉄バス往復割引乗車券(八戸~十和田)と、十和田市現代美術館観覧券(常設展)がセットになって2650円。
※十和田市現代美術館の企画展も見る場合は別途観覧料が必要。
通常であれば3010円かかるのでお買い得♪
いつもの私なら速攻でこの切符を買うところですが、今回は少々悩む。
その訳は昨日買っていた「青森・八戸・十和田湖フリーきっぷ」でも十和田市現代美術館まで行けるから。
2日間有効やし今日も使えるな~。しかも「十和田市現代美術館バスパック」のバスは路線バスで停留所も多いから片道約1時間。でも「青森・八戸・十和田湖フリーきっぷ」のおいらせ号(バス)は約40分と早い。そのかわりおいらせ号は本数が少ない。
そしてもうひとつ問題が。
今日は朝からがっつり平目漬丼を食べに行く予定。
この店は八戸から本数が少ないJRに乗って行かないといけない距離。そして行列ができるという噂まで。
私が乗りたいおいらせ号は9時35分発。
といっても私が行った8月は、八戸駅から十和田市現代美術館へ行くおいらせ号は1日2本のみ。まさかの9時35分発が最終(;゚Д゚)
乗り遅れると「青森・八戸・十和田湖フリーきっぷ」は使えません。
というわけで第一希望はおいらせ号。乗り遅れたら「十和田市現代美術館バスパック」を購入するに決定。
もちろんおいらせ号に乗るために前日から予定は計画済み。
9時35分発のおいらせ号に乗るなら遅くても9時20分には八戸駅に帰っておきたい。
私が朝ご飯で行く予定の店の最寄り駅は陸奥湊駅。八戸駅から陸奥湊駅まで約20分。
じゃあ陸奥湊駅を9時頃出発のJRに乗ればギリギリセーフ!ってそんなに甘くないのが青森。
陸奥湊駅8時33分発の次は、9時25分発までない。
9時25分発は絶対間に合わないから、8時33分発か~早っ!
となると逆算して色々考えた結果、八戸駅7時13分発に乗る。早っ!!
救いなのは行きたい店が駅から徒歩2分と激近なこと。ありがたい。
朝から豪快に平目漬丼
八戸駅からJRに乗って陸奥湊駅まで。(約20分・片道210円)
7時35分到着。こんなに早い時間やしいけるやろ~と思ってたのに、まさかの行列・・
やっぱりおいらせ号は無理かな・・と思いながら近くにいた中年グループとしゃべりつつ順番待ち。
でも待ち時間10分くらいで1席だけあいたカウンターへ。お一人様万歳。
これならおいらせ号いけるかも!とウキウキしながら平目漬丼を待つ。
【営業時間】6:00~15:00
【定休日】日曜日
みなと食堂(お一人様指数★★★ コスパ指数★★☆ リピート指数★★☆)
平目漬丼
¥1000
思ったよりでてくるまで時間がかかったけど平目漬丼きたーー!
すごい量の平目!
だがしかし、実はお刺身が苦手なのです・・白いのはまだマシなんですけどね・・(マグロとか赤いのはより苦手)
じゃあなんで食べに来た!?ってその通りですよ。
前日からカツカツの計画を立てて、時間もないのにわざわざ食べに来た平目漬丼。せっかく海が近いところにきたから新鮮なものが食べたい!新鮮なものなら美味しく食べられる気がする!と自分を信じてやってきました(笑)
結果的にはきて良かった。漬け+卵なので普通のお刺身より食べやすい(*´з`)ユッケ的な??生魚は嫌いなのに生肉は好きな私・・
ただこんな大量のお刺身を今まで食べたことはなかったし、朝8時前からこの量はなかなかハードでした。げぷ。
時間帯によってはすごい行列になるそうなので、行くなら早朝がいいかも。でも早朝に食べるにはボリュームがえげつないので、女子は覚悟してから行ってください。
急いで食べて陸奥湊駅まで行ったのでお腹がはちきれそう。でもそのおかげで乗りたかった8時33分発には無事乗車。
9時前には八戸駅に到着しておいらせ号にも間に合う!まだ時間があったのでベンチに座って胃袋をひと休み。ふ~。
入館前から楽しいアート広場
おいらせ号は八戸駅西口から出発。
私が行った時は西口が工事中だったので屋根がない臨時バス停。今日も朝から良い天気で日差しも強いので出発時間10分前にバス停へ。
全然バス停に人がいいひんな~と思いつつ待ってたら、出発時間ギリギリになってから人が一気に増える。みんな考えることは一緒なのね。
おいらせ号は十和田市現代美術館を経由してから、昨日行った奥入瀬渓流へ向かうバス。そのため今日も海外の人がたくさん乗車してました。
約40分走って十和田市現代美術館に到着。
運転手さんにフリーきっぷを見せてから降ります。
十和田市現代美術館の向かい側にはアート広場があり、ここにも色々な作品があります。
インゲス・イデーさんの「ゴースト」。隣にある白い四角の建物はまさかのトイレ。トイレまでアート。
でもなんか分からんけどかわいい♪
他にもかぼちゃで有名な草間彌生さんの作品などもあって、美術館に入る前からテンションあがる~(´▽`)
アート広場は無料で、間近で作品に触れられるのでとてもおすすめ!実際写真撮影をしている人もたくさんいました。映えるスポット多し。
十和田市現代美術館で現代アートを堪能
ついに十和田市現代美術館へ入ります!
正面にいるチェ・ジョンファさんの「フラワー・ホース」を横目にいざ!
入口が分からずちょっとだけ迷子になったことは内緒。
観覧券は入ってすぐの券売機で買えます。
私は常設展・企画展両方が見学できるセット券1200円を購入。
両方見ない場合は常設展800円、企画展510円と別々でも購入可能。
美術館内は面白い作品が多くて楽しい!
何これ?!どういうこと?!みたいなのもたくさん。
美術館を堪能したあとは、カフェ&ショップcubeへ。
時間があまりなかったので、カフェで休むことはできずショップをグルっと見て終了。
cubeの壁には初日に見た「あおもり犬」作者の奈良美智さんの「夜露死苦ガール2012」が!
めちゃくちゃかわいい!
横にあるリンゴの木の絵は奈良さんではなく、ポール・モリソンさんの「オクリア」。違う2人の作品が並んでるけどまったく違和感なし。どこから見てもやっぱりかわいい(´▽`)
ちなみにcubeは美術館の観覧券がなくても利用できます。
私は絵を見るだけより体験型の美術館の方が好きなので、十和田市現代美術館がとても気に入りました。
正直行きにくい場所にありますが、頑張っても行く価値はある美術館だと思います。美術に興味がなくても絶対に楽しめます!是非とも!
十和田市現代美術館を見終わったのはお昼前。
八戸駅へ戻るおいらせ号がくるのは13時37分。2時間も待つには時間がもったいない。
という訳で帰りは路線バスで帰ることに。
おいらせ号は十和田市現代美術館前にバス停があるけど、路線バスは約5分歩いたところにある官庁街通から乗ります。
八戸駅までは約1時間(片道1250円)
運転席に向かって右側に座っていたら、ずっと日差しが当たる方で溶けるかと思うくらい暑かった(;゚Д゚)
地獄のような1時間を乗り越えて、やっとスタート地点の八戸駅まで戻ってきした。
朝からバタバタした3日目の前半戦はこれにて終了。