たびプロ

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行きたいところへ行って食べたいものを食べる。自由気ままな女子一人旅。

30代女子が身をもって体験!アルペンルートの回り方

立山黒部アルペンルートへ出発

2日目(2018年5月9日)朝。なにやら嫌な予感がするので窓を開けると雨。小雨とはいえ雨。

とりあえず天気のことは忘れてはりきって出発です。

まずは富山駅から立山駅まで富山電鉄で行きます。

電鉄富山駅とJR富山駅は違うので要注意!!JR富山駅の横から2階へあがると富山電鉄の乗り場があります。

富山駅

出発時間の少し前にならないと改札は通れません。私は駅に早めに着いたので1番乗りで改札前に並んでいましたが、気付くと私のうしろは長蛇の列になっていました。

このレトロな電鉄富山に乗って約1時間(片道1200円)で立山駅に到着。

立山駅に着いたらまずは切符を手に入れましょう。

私は事前に「予約WEBきっぷ」をネットで購入済みだったので、WEBきっぷ窓口に行って乗車券をもらいました。

予約WEBきっぷ

乗車券にはルートによって種類が色々あります。私は立山から扇沢までを通り抜ける乗車券を購入しました。8290円となかなかなお値段です。6月以降の平日なら平日割WEBきっぷという少しだけ安い乗車券もあります。

この乗車券は最初に乗る立山ケーブルカーの乗車時間のみ予約できます。座席は指定ではありません。

立山ケーブルカー以降の乗り物は自分が乗りたい時間に乗ることができます。

「雪の大谷」のある室堂を目指す

まずは立山駅から立山ケーブルカーに乗って美女平へ。(約10分)

私は9時40分発を予約していたので10分ほど前に改札へ行くと行列ができていました。

立山ケーブルカー

当然ながらケーブルカー内は満員です( ゚Д゚)

坂をぐんぐん走っていくところを一番前の席で見たかったな~。

美女平から立山高原バスに乗って室堂へ。(約1時間)

室堂へ行く途中に弥陀ヶ原という自然が楽しめるところもあります。バスによっては弥陀ヶ原で下車することもできますが、私が乗ったバスは臨時で走っていた室堂までの直通バスでした。

標高差1500メートルもある山道をぐんぐん走ります。当然カーブも多く車酔いをしやすい人はちょっと辛いかも。

ちなみにこの時点で雨は止んでいましたが、霧がすごく窓の外は真っ白でした。

バスの中から仙洞杉という大きな杉や称名滝を見ることができます。

どちらもゆっくりバスを走らせてくれるので、車内から撮影することも可能です。仙洞杉はよく見れましたが称名滝は霧のおかげで見れませんでした。残念。

仙洞杉

ちなみに運転席にむかって左の窓側に座っていたので、どちらも撮影しやすかったです。写真撮影をしたい方は是非左側へ。

ついに念願の雪の大谷へ

バスは雪の大谷を抜けて室堂へ到着です。

いや~真っ白。どこを見ても真っ白。とりあえず雪の大谷へ!とキョロキョロしているとなにやら嫌な予感の看板が・・

「本日、雪の大谷ウォークは終日中止となります」

またか!!(;゚Д゚)

昨日はホワイト餃子にふられ、今日は雪の大谷にふられ・・可哀そうすぎる私。

とりあえず行けるところまで行こうと広場へ。

雪の大谷

むむむ。まったく雪の大谷感なし。

今年は雪の大谷が25周年で色々イベントを開催しているはずだったのに・・何もしていない・・せっかくなので25周年記念の通行証だけいただきました。

結局バスの中からしか雪の大谷を見れませんでした。ちなみにこの日の雪の大谷は15メートルの高さだったらしいです。バスの中だとあまり分からなかったのでやっぱり歩きたかったな~(;´・ω・)

室堂にも散策スポットがたくさんあるので観光する予定でしたが、この霧の中でどうすればよいのやら。とりあえず観光案内の人に相談すると「雪の大谷の半分くらいの高さにはなりますが、雪の回廊というのもあります。せめてそこだけでも見ていってください!」と教えてもらいました。せめてそこだけでもってことはやっぱりこの天気だと他に見るところないんやな~。

立山自然保護センターで雷鳥についてちょっと学んだあとに雪の回廊へ。

雪の回廊

思ったよりも雪の壁高い!!ちょっとテンションあがる!

雪の大谷と比べると距離も短いですが想像以上に楽しめました。

私はマウンテンブーツを履いていたのでスタスタ歩いていましたが、滑っている人を結構見かけました。マウンテンブーツは重いのでスニーカーで行こうかと思いましたが、マウンテンブーツにして良かったです。防寒も大切ですが靴選びも重要だと思います。

日本で唯一のトロリーバス

色々な思いをした室堂から立山トンネルトロリーバスに乗って大観峰へ。(約10分)

このトロリーバスは日本で2台しか運行しておらず、あと1台もアルペンルートにある関電トンネルトロリーバスです。ということはアルペンルートでしかトロリーバスに乗ることはできません。

トロリーバスは石油燃料ではなく電気で走ります。電気で走るのでトンネル内に排気ガスが滞留しないという自然に優しい乗り物です。

立山トンネルトロリーバス

トンネル内をぐんぐん進みますが揺れもほとんどなく、乗り心地が非常に良い。反対側からきたトロリーバスとすれ違う時もスムーズです。

大観峰からは立山ロープウェイに乗って黒部平へ。(約10分)

このロープウェイで約500メートルの高さをさがります。

大きな窓から360度の大パノラマが楽しめるそうですが、私が乗ったロープウェイは満員で同じ景色しか見れませんでした。それでも雄大な景色は十分楽しめました。

ロープウェイ

黒部平から黒部ケーブルカーに乗って黒部湖へ。(約5分)

相変わらずケーブルカーは満員です。今回は前の方へ行けましたが私が写真を撮る隙間はありませんでした(;´・ω・)

黒部ケーブルカー

黒部湖に着いたら黒部ダムへ向かいます!!実はダムを見るのは初めてなのでワクワクです。