たびプロ

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行きたいところへ行って食べたいものを食べる。自由気ままな女子一人旅。

行かないと後悔する!絶対行くべき日光東照宮

パワースポットだらけの日光へ

2日目(2018年6月5日)は日光東照宮をはじめものすごくパワーがもらえそうな場所が多い日光へ。

宇都宮駅からJR日光線に乗って日光駅へ。片道760円(約50分)

日光駅に着いたらまずはフリーパスを購入しましょう。

フリーパス区間内の東武バスが2日間乗り放題になります。私は1日しか使っていませんがそれでもお得でした。

日光のフリーパスは行きたい場所によって値段が変わります。

今回は華厳の滝を見に行きたかったので「中禅寺温泉フリーパス」を2000円で購入。中禅寺温泉までは通常片道1150円するので往復だけで元はとれます。

中禅寺温泉フリーパス

ちなみに日光東照宮付近しか観光しない場合は「世界遺産めぐり手形」というフリーパスが500円で販売しています。(有効期限1日)日光東照宮の最寄りバス停の西参道入口まで通常片道310円するので、こちらも往復だけで元はとれます。

日光駅から日光東照宮まで歩けなくはないですが片道約30分ほどかかります。のちのちご紹介しますが、日光東照宮でだいぶ体力を消耗するのでバスで行くことをおすすめします。

迫力満点「華厳の滝

日光東照宮を参拝してから華厳の滝へ行く計画をたてていましたが、今日は朝から天気が怪しい・・予定を変更して雨が降る前にまずは華厳の滝を見に行くことにしました。

日光駅から中禅寺湖温泉行きのバスに乗って約50分。

山道をぐんぐん走り、後半には「いろは坂」という絶景ドライブコースを通ります。

いろは坂」には急カーブが48か所あります。いろはに・・のいろは48文字にちなんでこの名前になりました。カーブごとにカーブの数といろは48文字の一文字を表記した看板が立っています。

絶景ドライブコースとはいえこのカーブの量です。車酔いする方はなんらかの対処をしておいた方がいいかも。私は途中で若干気分が悪くなってしまい景色を楽しむ余裕はありませんでした(;´Д`)

そんなこんなでやっと中禅寺温泉バス停へ到着です。

バス停から華厳の滝までは徒歩約5分。エレベーター乗り場へきました。

エレベーター乗り場

華厳の滝は遠くからでも見れますが、このエレベーターに乗ると観瀑台へ行けるのでより近くで滝を見ることができます。

エレベーターと切符

思った以上に普通のエレベーター。(往復550円)

このエレベーターが面白いのは乗ると上がるのではなく下がる。岩盤の中を一気に100メートル降下します。

ひんやりした通路を抜けると華厳の滝が正面に!

華厳の滝

壮大!!すごい水量!!この日は落水量が毎秒1.8トンでした。

自然のすごさをもっと感じたいところですが、まさかのチビッコ遠足とかぶってしまいこの写真を撮るのも一苦労。私の周りがチビッコだらけになってきたので早々と退散しました。でも少し天気が回復した時に見れたので良かったです。

せっかくなので中禅寺湖も見に行くことに。徒歩約10分。

中禅寺湖

遊覧船に乗って中禅寺湖を1周することもできます。時間があれば優雅に遊覧船も良いな~。できたらもっと天気が良い時に。

世界遺産日光東照宮

中禅寺温泉からバスに乗って西参道入口バス停へ。(約30分)

バス停から徒歩約10分。やっと日光東照宮へ到着です。

日光東照宮

ついに!ついにきました!日光東照宮!!

ずっと行きたいと思っていたものの「栃木=遠い」のイメージが強くて後回しになっていた場所。

やっぱり観光客が多く、拝観券を購入するにも行列ができていました。

今回は日光東照宮単独拝観券を1300円で購入。(宝物館も行く場合はセット券2100円)

日光東照宮拝観券

拝観券を手に入れたのでいざ!

最初の表門からなにやらすごい。左右に仁王像がどーんといらっしゃいます。

まずはどこへ向かえば・・とキョロキョロすると人だかりを発見。とりあえずみんなが写真を撮っている場所へ行ってみると・・

神厩舎

日光東照宮の中でも有名な猿の彫刻がある神厩舎がありました。入ってすぐにお目にかかるとは(*´ω`)

猿の彫刻は全部で8面あり人間の一生が風刺されています。この中でも特に有名なのがこちらの「三猿」。

三猿

見ざる・言わざる・聞かざる。

2面目である三猿は幼年期の猿なので「悪いことを見たり言ったり聞いたりしないで素直な心のまま成長しなさい」という意味だそうです。

これは大人になっても言えることだな~と思います。人によってとらえ方は色々だと思いますが、余計なことは見ない・言わない・聞かないの精神が良いのかもしれません。

ちなみに三猿は今年の3月に修復が完了しています。新しく塗り直したことで以前と別物になっていると一時期ちょっとした騒ぎに。私は初めて見たので違和感はありませんでしたが、以前の猿の画像を見るとう~ん・・という感じでした。

銅鳥居

重要文化財の三神庫や御水舎などを見つつ国宝の陽明門を目指します。

三神庫も御水舎もきらびやかで1つ1つの彫刻がすごい。ゆっくり写真を撮りつつ見ているので全然前に進めない。まだ前半なのに見所が多すぎます(;・∀・)

そんなこんなでやっとたどり着いた陽明門。

陽明門

さすが国宝。豪華絢爛とはこういうことをいうんでしょうか。キラキラです!

いつまでも見飽きないところから「日暮の門」ともよばれていますが、本当にその気持ちが分かる。彫刻も素晴らしいので是非ともゆっくり鑑賞してもらいたい!

陽明門をくぐった先に唐門があり、その奥に御本社があります。

唐門

唐門から御本社へは入れないので、右側にある靴箱で靴を脱いでから入ります。

御本社は日光東照宮の中で最も重要な場所といわれています。内部は写真撮影禁止のためじっくり見て記憶するしかありません。正直薄暗くて描かれている絵などが見えずらかったことが一番印象に残っています・・もっとちゃんと見ておけば良かった(;´・ω・)

徳川家康公のお墓がある「奥宮」

御本社を見学したあとはこちらも代表的な「眠り猫」を見に行きます。御本社の右側に人だかりが見えてくるので分かりやすいです。

眠り猫

通路が狭いため近くで止まって撮影していると通行の邪魔になります。私は離れた場所からズームで撮影したので画像が粗くなっちゃいました・・

眠り猫の裏側には2羽の雀の彫刻があります。牡丹に囲まれ日光を浴びながら猫は安眠し雀は戯れている。猫が起きていると雀は狙われるので、この共存している様子が平和な世の中を表現しています。

ちなみに徳川家康公を守るために寝ていると見せかけて、いつでも飛びかかれる準備をしているという意味もあるとか・・言われてみれば前足が飛び出しそうな姿勢をとっている気もする。

眠り猫のいる坂下門から階段を登り続けて徳川家康公のお墓を目指します。

階段は207段。結構辛いです。手すりもないので年配の方は非常にしんどそうでした。

途中で「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し急ぐべからず」という徳川家康公のありがたいお言葉をいただきつつ、やっとゴールが見えてきました。

奥宮への階段

なんとか到着しましたが、体力の消耗が半端ないのでここへ行く場合は覚悟して行ってください。

徳川家康公のお墓

この宝塔の下で徳川家康公が眠っています。

当初は木造だったものが石造になり、現在は唐銅製(金・銀・銅の合金)に造り替えられています。

この写真でも写っていますが宝塔の横に叶杉という杉があります。杉のほこらに向かって願い事をすると叶うそうで、もちろん私もお祈りしてきました。

奥宮は元々は歴代徳川将軍しか立ち入ることが許されない場所でした。昭和40年の東照宮350年祭を機に公開されたので今は誰でも見ることができますが、やっぱり神聖な空気がながれている特別な場所だと思います。

お墓以外にも重要文化財の建造物など見所はたくさんあるので、行くには少々しんどいですが是非足を運んでみてください!