バスツアーで行く!ファーム富田のラベンダー畑
バスツアーを利用して気軽に富良野へ
札幌一人旅2日目(2018年7月19日)
私が行った7月中旬はラベンダーがちょうど見頃。これは見てみたい!
今まで何度か北海道には行っていますが、ラベンダーの時期に行くのは今回が初めてなのでワクワク( *´艸`)
北海道のラベンダーといえば富良野が有名です。
札幌から富良野までは結構遠い・・
電車やバスを利用して約2時間~2時間30分かかります。
富良野駅まで行っても1つ1つの観光地が離れているので、車じゃないと動きにくいです。私のように交通機関を利用して旅をしている人には、なかなかハードルが高い観光地だと思います。
今回私がどうしても行きたかったファーム富田へ電車で行くには、中富良野駅から徒歩約25分またはタクシーで約5分の距離です。
でも6月中旬~8月中旬まではJR臨時列車「富良野・美瑛ノロッコ号」が走っています。中富良野駅や富良野駅などからこれに乗れば、ラベンダー畑駅という臨時駅に着きます。
ラベンダー畑駅からファーム富田まで徒歩約7分で行けるので、交通機関を利用する人はこちらで。
でもこの電車は本数が少ないのと、他の観光地まで結局行きにくいという問題あり。
せっかく富良野まで行っても観光地1つで終わらせるのはもったいない・・と悩んでいるところで発見したのがバスツアー!
ネットで調べるとツアー会社によってツアー内容や金額は違うものの、富良野行きのツアーはたくさんありました。
その中で今回選んだバスツアーは旭川まるうんトラベルの「じっくりファーム富田120分滞在と青い池・四季彩の丘・カンパーナ六花亭」。
絶対行きたかったファーム富田がゆっくり見られるのが一番の魅力でした。他のツアーでもファーム富田はプランに入っていましたが、ほとんど滞在時間が1時間くらいと短めでした。
有名な観光地である青い池と四季彩の丘も行ける上に、値段が4980円とあまり高くなかったのも選んだ理由のひとつです。
旅行へ行く1か月前にはネット予約をして気合十分。ちなみにここのツアー会社は支払いが振り込みでした。振込手数料は参加者持ちなので、できるだけ安いところから振り込みしましょう。北海道にしかない銀行への振り込みは、手数料もそこそこかかるので(;・∀・)そんな私はゆうちょから振り込みました。
バスツアーへ出発!
私が参加したバスツアーは朝7時40分にJR札幌駅北口の鐘の広場集合。
鐘の広場が非常に分かりにくかったので行き方をご紹介します。
札幌駅の北口へ向かいます。広場というから外にあるものだと勝手に思っていた私。実は外ではないんです。
北口から外にでる直前に通路があるので、ここを右に進みます。
通路の途中にあるここが鐘の広場!よく見ると窓側に小さい鐘が目印であります。広場というほど広くないのでご注意を。
この場所は色々なツアー会社の集合場所になっているらしく、カウンターがいくつかあって少し分かりにくかったです。自分が参加するツアー会社の名前を確認してからカウンターへ進みましょう。
少し早めに行ってツアー会社のカウンターで受付を済ませます。
次の集合が外だったので待っていると、他のツアーと重なってしまい大混雑に。再度点呼をとる時も色々な声と混ざって聞き取りにくかったので、できるだけツアーガイドさんの近くにいた方がいいと思います。
私が参加したツアーは参加者が40人程でしたが、お一人様が10人弱と思ったより多くてなんだか安心しました。しかもバスの座席は2人席を1人で使えたのでラッキー♪とても快適なバスツアーになりました。
ラベンダーが満開の「ファーム富田」
途中で1回休憩をはさみながら、札幌駅からバスに乗って約2時間30分。
ついにファーム富田に到着です!
ファーム富田は見学できる花畑が全部で12か所あります。
入口すぐにある「花人の畑」からはじまる手前の6か所と、車道をこえるとファーム富田の原点となった「トラディショナルラベンダー畑」など6か所。
手前の6か所はサクサク歩くだけなら約30分くらいでまわれます。
ファーム富田の滞在時間が1時間の場合は手前6か所を足早に見て、トラディショナルラベンダー畑を下からちょっと見学するくらいで時間切れになると思います。
私は2時間たっぷりあるので、まずは腹ごしらえをしてから見学へ。
【営業時間】8:30~17:00(季節で変動あり)
【定休日】なし(10月中旬~5月は休み)
ポプリの舎(お一人様指数★★☆ コスパ指数★★☆ リピート指数★★☆)
じゃがバターとコーンスープ
¥480
北海道らしいものをお昼ご飯にいただきます!
「北海道産男爵いも」というネーミングにひかれて注文したじゃがバター。思ったより普通でした・・でもコーンスープは甘くて美味しい(*´з`)
花畑が眺められるテラス席が空いていたので良い場所ゲット♪と座っていましたが、日差しが強くてのんびりできませんでした。
トラディショナルラベンダー畑は必見
満腹になったのでまずはファーム富田の中でも絶対に見るべきトラディショナルラベンダー畑へ行きます。
ファーム富田の敷地でいうと右上。道路を渡るとすぐに見えてきます。
トラディショナルラベンダー畑は一番最初にラベンダーが植えられた、最も歴史があるラベンダー畑です。
坂の上までぎっしりラベンダーが咲いています。
この場所から写真を撮って見学終了の人が多いですが、せっかくなので歩いて丘の上まで行ってみましょう!
ちゃんと通路もあるので歩きやすいです。ただ急な坂道が続きます・・(;´Д`)
汗をかきつつ、写真を撮りつつ頂上を目指して歩くと・・
こんなに高いところまでやってきました!手前(入口側)の花畑がこんなに小さく見えます。
本当はもっとラベンダーが一面に咲いているのに、写真で撮るとなんだか良く見えない・・花畑は近くより遠くから撮影する方が、素敵な写真になるみたいです(;´∀`)
広大なラベンダー畑をひたすら歩く
丘の上にある花畑6か所を見学したら、手前の花畑へ移動します。
この時点ですでに1時間経過。あと半分!急いで見学を!!
手前にある花畑の通路は、平坦な道なのでご安心を。
ラベンダー以外の花もたくさん咲いていますが、個人的にはやっぱりこの季節はラベンダーが一番素敵☆
ちなみにこの写真の奥に見えている小屋。
花畑のまわりにお店が多かったので、何かのお店かと思って入ったらまさかの草屋根トイレでした(;・∀・)
ここは出入口から近いので「帰る前にトイレ!」と思うかもしれませんが、結構な汚さだったのでおすすめできません。でもすいているので緊急時はこちらへ。
建物内にあるトイレは混んでいるものの綺麗なので、できれば時間に余裕をもって建物内のトイレへ行きましょう。
ラベンダー畑をグルっと見たあとは、まわりにあるお店も見に行きます。
ラベンダーからオイルを抽出するための蒸留工場(蒸留の舎)や、ラベンダーオイルを使った香水の製造作業の見学(香水の舎)、日本最大級のドライフラワーの展示スペース(ドライフラワーの舎)もありました。
他にもラベンダーを使った石鹸や化粧水などの販売もしているので、自分用やお土産用に購入できます。そしてどのお店でもラベンダーの良い香りがします♪
こんな感じでウロウロしているうちに残された時間はあと10分。そろそろバスへ戻ろうかと出入口へ向かっていると、ソフトクリームなどが売っている売店を発見。
ラベンダーソフトが人気ですが、このあと行くカンパーナ六花亭でソフトクリームを食べる予定なので我慢。ここではもう何も食べないはずが・・
富良野産カットメロンの誘惑に負けちゃいました。
1カット250円が安いのか高いのか微妙なところですが、甘くて美味しい(*´з`)
時間がなかったので急いで完食してバスまでダッシュしました。
結局私は2時間の滞在時間ではギリギリで、もう少し時間があっても良かったな~と感じました。
この規模で入園料・駐車料ともに無料なのはとても良心的。
ファーム富田へ行く予定の方は、是非とも時間をかけて見学してください。1時間だともったいないと思います。
そしてせっかく行くならやっぱりラベンダーが見頃の、7月上旬から下旬がおすすめです!